仮登記、仮差押えとは?

仮登記とは?

仮登記というのは、
本登記ができるだけの実体法上
または手続法上の要件が完備されていない場合に、

 

将来の登記の順位を保全するために、
あらかじめなす登記のことをいいます。

仮登記の効力は?

仮登記は、後日要件が完備して本登記がなされれば、
仮登記の順位がその本登記の順位となる
という順位保全効力を有します。

 

ただし、本登記がなされずに、
仮登記のままであれば対抗力はありません。

仮登記申請の特則とは?

仮登記には一時的・仮定的性格があるので、
実務上仮登記申請の際には、
登記済証や利害関係人の承諾書の添付は
不要とされています。

 

また、法律上仮登記権利者が単独で、
仮登記義務者の承諾書を添付してする方法や、
仮登記仮処分命令によってする方法など、
仮登記申請の特則が設けられています。

 

スポンサーリンク

仮差押えとは?

仮差押えというのは、金銭債権を保全するために、
債務者の財産を確保し、
将来の強制執行を確実なものにする目的で、
仮に差し押さえることをいいます。

 

これら債権の弁済を受けるには、最終的には
判決を得て強制執行に着手する必要があります。

 

それまでの間に、
債務者が財産の隠匿や逃亡等をしないように、
仮差押えをして財産等の処分禁止をしておくのです。

仮差押えの執行は?

債権者は、自己の債権の保全の必要性を疎明し、
保証金を積んで裁判所の仮差押命令をもらい、
債務者の不動産、動産、債権等の仮差押執行を行います。

 

これにより、債務者は仮差押えされた財産を処分しても、
仮差押債権者には対抗することができなくなります。

 

スポンサーリンク